2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

競争と価値

競争とは、ある一定のルールや条件、目標、価値観の下で、複数のものごとの優劣を決める手段にほかならない。 この前提が正しければ、競争に敗れたものは勝ったものに比べて無条件に劣っている、というような勝者至上主義の考え方は当然成立しない。競争に劣…

枯渇

私は創作の源になるエネルギーやフラストレーション、感情などを文章にして消化してしまう癖がある。しかし私はそれらを音にして表現する訓練をしていかなければならない。そうしないといつまで経っても私の表現欲と音とが結び付かず、私のつくる音は無味乾…

卑怯者

理想や目標を本気で追い求めることもせず、かといって落ちぶれる勇気もなく、努力しているふりをして自分より弱い者を見下して悦に浸っている卑怯者がいる。 彼らにとっては半端が理想なのだと思う。一番楽ができるのは中流であり、半端者だから。 彼らにと…

懺悔

神様と大切な人達から、自分次第でどこへでも行ける自由な環境と時間と道具を授かったのに、それらを持て余してしまっている。 私は意志の弱い人間だから、環境に左右され、他人の情に弱く、目先の刺激的なものに惑わされる。人間は本質的に怠け者だから、一…

創作

産みの苦しみに耐えられない人は中長期的に残る作品や大作・長編をつくれないと思う。

沈黙と熟成

芸術に携わる人にとって、日々の雑感や感情をツイッターやミクシィなどのコミュニケーションツールで日常的に発信することはむしろ害なのではないかと思い始めました。創作意欲の根源である感情や経験がコミュニケーションツールを通じて垂れ流しになること…

休憩に関する自戒

休憩時間中にきちんと休まず他の事をやるのはサボりと同義だと思います。休憩時間は次の仕事や勉強に備える時間であって、自由時間ではない。 休む時も目的意識を持って休みましょう。そこできちんと休むのと、他の事をやりながら中途半端に休むのとでは、休…

コミュニケーション中毒

SNSや掲示板に入り浸ることは人として自然な行動だろうか。 電話のように遠隔地の人とリアルタイムにコミュニケーションを取れる手段が生まれる前、人はどの程度他人とコミュニケーションを取っていたのか、ということがずっと気にかかっている。仮に昔の人…

レッスン

和声はだんだん自信が出てきた。あとはフーガと作曲の感覚をさらに磨いて、ピアノを使わなくても音をもっと鮮明にイメージして書けるように、さらに音に慣れていく必要がある。 感覚に関わる問題は一朝一夕には解決できないので、時間との勝負です。

上から降ってくる言葉の刃物への対処法

改めて言うまでもなく弱者に対する強者、少数に対する多数、個人に対する集団の言葉は暴力的になる。優位な立場がその暴力に正当性を与えているからです。 彼らは正義のナイフではらわたをえぐろうとしてくるが、ナイフを受け止める必要はない。応戦する必要…