2012-01-01から1年間の記事一覧

一方通行をする人達について

森田 真生‏@orionis23 ロジカルでオープンで"正義感"が強く、そのことにすごく自信があるのか、自説を述べるときの態度と言葉使いがとにかく悪い。そういう人が最近とても目立ちますね。「バカ」とか「くだらねえ」とか「○○しろよ」とか、ロジックも重要だけ…

勉強するほど不勉強

私たちの決断力を鈍らせる5つのバイアスとその対策法 | ライフハッカー[日本版] 海外記事の紹介記事。*1 5番目の「Dunning-Kruger効果」が最近考えていることと当てはまったので、特に言及しておきます。 引用 「Dunning-Kruger効果」は、1999年にコーネル…

「言うまでもない事を言わない」美徳の機能と小さな喜びの復権

考え中

無策

状況が厳しくなると追い込まれ、甘くなると力が抜ける。 自分は厳しい環境を楽しんで力を発揮することができない。 頭が悪い上に怠け者なんだと思う。自分のまずい状態に気付けないですぐ癖に溺れる。 少しでも良くなるように工夫と心がけを続けていくしかな…

モラルパラサイト

物事の善悪を判断するときに、常識に頼りすぎていると思う。 多数が正しいとみなす事に無批判に便乗すれば、自分を惑わす問題を跳ね除け、常に「強い味方」と「弱い敵」を得て自尊心を守れるのだから楽だろうけど、そんなことをしていても何も面白くない上に…

攻撃

攻撃的な人や競争原理主義者で面白い人や発言を見たことがない。 概して言葉が表面的平面的で、深みも味もない。 自分と異質なものや嫌いなものをすぐ拒絶するからだろうか。 ・

死刑

残虐事件のページと写真を見てしまいました。さらにその犯罪者に対する匿名の誰かの処罰感情の発露、最もありふれた「第三者」のあの反応を見てしまって、罪と罰や死刑について久々に色々考えてしまいました。 そんな中で、以前新聞で死刑について言及してい…

郷愁

朝日新聞の教育欄の特集に私の母校が取り上げられていた。教育の保守化と競争主義が持て囃され、アンチ受験教育・アンチ競争主義という一種の教育イデオロギーが弱体化しつつある今でも、母校の掲げる自由と自主性という教育思想のブランドは未だ健在のよう…

作曲

これまでチェロソナタを書いてましたが、ようやく終止線を引けました。ブラームスやショパンのチェロソナタを聴きまくりつつ、楽譜を何度も見つつ、半ば先達にもたれかかりながら書いたような習作ですが、先達から書法を学んでほんの少し進歩できたと思って…

初演

バイオリンがごっつい上手い友達が私の習作のバイオリンソナタを弾いてくれた。たとえ拙いものでも、自分の書いた作品が実際に音になると何物にも代えがたい喜びを感じます。当たり前のことかも知れませんが、自分の作品を人前に出すことで得られる様々な感…

それでも逃げる

作曲のレッスンから帰ってきて、ガンダムSEEDのwikiの年表に引き込まれて3時間ぐらい読んでました。SFものは現実逃避に最高ですね。 こんな具合に、私は課題に直面すると方法を選ばず逃れることをまず考える。瞬間的な努力で壁が破れないとふてくされるし、…

メモ

内田樹さんのブログの「エクリチュール」というエントリーから引用。 階層社会の本質的な邪悪さは、「階層社会の本質的な邪悪さ」を反省的に主題化し、それを改善する手立てを考案できるのが社会階層上位者に限定されているという点にある。「社会的流動性を…

自縄自縛

SNSで文章で書かれる愚痴は、言葉を用いて実際の他人にぶつける愚痴とは明らかに性質が異なる。 SNSで文章で行う愚痴は、受け手の実体・身体がそこにないために独りよがり、攻撃的になりやすい(その身体性は想像力で補完できることなのだけど)。そしてそう…

産みの苦しみ

譜面でつくった音楽が酷すぎて吐き気がする。想像力も意志も乏しい。ノートを破り捨てたくなる。 もがけ。その先にお前にしか歩めない道がある。 /

代理攻撃

見えない敵と戦うのは勝手ですが、その過程で出た汚いタンを不特定多数の人間が集まる場所で他人に吐きかけないで下さい。自意識過剰で周りが見えてないのかも知れませんが、自分が誰にタンを吐いてるのかよく見て下さい。

切迫

切羽詰まっている状況で遊び感覚や余裕、柔軟さを出すにはどうすればいいのか。 プロのアスリートの発言ではないが、プレッシャーを楽しむ感覚が必要だと思いはじめた。プレッシャーを真正面から背負い込んで潰れるのではなく、肯定的に受け止めて生かす。 …

狂う

和声をやりすぎて、寝ているときに触覚と聴覚の記憶が結び付いて体の各パーツが和音の流れのように聴こえてきた。さらに和声課題を弾いているときのように感覚が勝手に和音を推敲して入れ替えるので、体がバラバラにされた。首の血管の収縮運動がEsの三和音…

変化

特定の人間(特に社会的弱者、犯罪者、原理主義者など)は変わることができない、と思い込んでいる人が多いらしい。 何を言っても人は変わらない? そんなのは嘘だ。始めから変える気が無いだけだ。私自身は不登校児であったが、教育の力を信じる人の言葉と…

自分を振り返る

コメント欄にあるリンク元のURLをたどったら、2006年に私が書いていたブログ記事が出てきました。せっかくなので少し読みました。 当時の私は大学2年生でした。しかしこれが本当に大学2年生の書いたことなのかと目を覆いたくなるような、自意識過剰で痛々し…

目で学ぶ

ある曲を勉強して自分のものにしようとするとき、耳だけではなく目も使う、つまり楽譜を見るということが有効だということを今更ながら実感し始めた。 ある音使いを音だけで記憶しようするのではなく、楽譜を見て視覚情報としても記憶すれば、その音使いの記…

レッスン

課題をこなす量が少ない。ペースが遅い。このままでは試験時間内に到底作品を仕上げられそうにない。 自分が遅い理由はいろいろ見つかるけど、手段・方法を選ばずどうにかして自分をその枠に収める必要がある。まずはそれを強く認識しないといけない。

ファジル・サイ

のコンサートを所沢ミューズで聴いてきた。 動画で聴いて、この人の音を一度生で聴いてみたいと思った。その欲求は正解でした。圧倒的な歌心と色彩感、自由に伸び縮みする音、弱音の繊細さと強音の壮大さ(時にはそれが逆転する)、豊かなバス、強烈なリズム…

可及的、継続的

入試のレベルがハンパなくてマジしんどい。俺って意外と理論派だから、センスとかインスピレーションが求められると弱いんだよね。ま、どのみちセンス使えない奴はこの業界で生きていけねーし、俺はやれることやるだけなんで。 とりま俺のリスペクトしてるア…

真実の行動

かつて人は、形式的で中身のないものの権威を否定するために本能的な欲求や感情を盾に使った。「偉そうなことを言ってるけど、お前もしょせん動物なんだろ」といった具合に。 しかし形式の権威が失墜するにつれて今度は欲求や本能が権威を握り出した。単純な…

進歩

昔よく聴いていた曲を今聴くと、聴こえ方が全く違う。具体的には内声、和音の流れ、旋律と旋律との掛け合い(対位法的な音楽の声部ごとの聞き分け)、旋律とテンポの自然な伸び縮みや抑揚が感じ取れるようになり、以前よりも音が“くっきり”と聴こえるように…

生きる人と言葉のあるところ、どこへ行っても息苦しい。物言わぬ集団の同調圧力、安っぽく浅ましいステータスによる序列化、接触する時間に比例して親しくなる相互依存の人間関係、粘度の高い愛情と憎悪、とげのついた言葉の投げ合い、差別。息苦しくならな…

エゴまみれ

インターネットのように自分が操作するツールによって、自分が選んだ環境と情報の中で働かせる、自分の判断や知性が無条件に正しいと思える感覚と神経が私には理解できない。なぜならそれは、自分の判断や知性を、自分自身(あるいは自分に限りなく近い何か…

レッスン

放っておくと理屈っぽくなってしまうのが私の性質らしい。それが災いして、音そっちのけの音楽をつくってしまう(つまりパズル)。ルーチンワークでこなすのではなく、いつも感性を磨いて、自由なキャンパスを与えられても創意工夫のできる人になりたい。

ジレンマ

どんな分野でも同じかも知れないが、過去の多くの作曲家が遺した圧倒的な作品に接したとき、「私が曲をつくる意味はあるのか」と思うことがある。これだけ優れた作品が存在し、かつ集積しているのなら、私がこれ以上作品をつくっても仕方ないじゃないか、と…

苦労

ある人が、ある人に対して「あなたは苦労をしていない」と言うことがある。 それはよほどの理由がない限り、他人に対して言ってはいけない言葉だと思う。人は生きる限り、種類や程度こそ違えど苦労をするものだから。そしてその苦労は、苦労を経験したその人…