2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

可及的、継続的

入試のレベルがハンパなくてマジしんどい。俺って意外と理論派だから、センスとかインスピレーションが求められると弱いんだよね。ま、どのみちセンス使えない奴はこの業界で生きていけねーし、俺はやれることやるだけなんで。 とりま俺のリスペクトしてるア…

真実の行動

かつて人は、形式的で中身のないものの権威を否定するために本能的な欲求や感情を盾に使った。「偉そうなことを言ってるけど、お前もしょせん動物なんだろ」といった具合に。 しかし形式の権威が失墜するにつれて今度は欲求や本能が権威を握り出した。単純な…

進歩

昔よく聴いていた曲を今聴くと、聴こえ方が全く違う。具体的には内声、和音の流れ、旋律と旋律との掛け合い(対位法的な音楽の声部ごとの聞き分け)、旋律とテンポの自然な伸び縮みや抑揚が感じ取れるようになり、以前よりも音が“くっきり”と聴こえるように…

生きる人と言葉のあるところ、どこへ行っても息苦しい。物言わぬ集団の同調圧力、安っぽく浅ましいステータスによる序列化、接触する時間に比例して親しくなる相互依存の人間関係、粘度の高い愛情と憎悪、とげのついた言葉の投げ合い、差別。息苦しくならな…

エゴまみれ

インターネットのように自分が操作するツールによって、自分が選んだ環境と情報の中で働かせる、自分の判断や知性が無条件に正しいと思える感覚と神経が私には理解できない。なぜならそれは、自分の判断や知性を、自分自身(あるいは自分に限りなく近い何か…

レッスン

放っておくと理屈っぽくなってしまうのが私の性質らしい。それが災いして、音そっちのけの音楽をつくってしまう(つまりパズル)。ルーチンワークでこなすのではなく、いつも感性を磨いて、自由なキャンパスを与えられても創意工夫のできる人になりたい。

ジレンマ

どんな分野でも同じかも知れないが、過去の多くの作曲家が遺した圧倒的な作品に接したとき、「私が曲をつくる意味はあるのか」と思うことがある。これだけ優れた作品が存在し、かつ集積しているのなら、私がこれ以上作品をつくっても仕方ないじゃないか、と…

苦労

ある人が、ある人に対して「あなたは苦労をしていない」と言うことがある。 それはよほどの理由がない限り、他人に対して言ってはいけない言葉だと思う。人は生きる限り、種類や程度こそ違えど苦労をするものだから。そしてその苦労は、苦労を経験したその人…

犯罪者の壁

なぜ犯罪者というだけで、因果関係について誰も頭を働かせなくなるのか。犯罪者をイレギュラーとして処理し、イレギュラーの発生を回避する可能性を考えないのか。 犯罪者を悪として消費し満足する人間、彼らは次の犯罪者を生み出す土壌をつくる人間だと思う…

パンドラの箱

私にとって新しいパソコンはパンドラの箱だったと思う。 あんなものに手を出さなければ良かったと思う反面、欲深く怠惰な私はパソコンのようなものがなくても、似たようなものを手に入れたら落ちぶれていたとも思う。どのみち私にとって「欲を可能にするもの…

テンプレ

・取りあえず攻撃的 ・ゴミクズカスボケなどの罵倒語を文章の最後につける ・気に入らない意見や行動をする年寄りを老害と呼ぶ ・ニュースサイトの報道や記事に一、二行の感想を付ける。熟読したり自分でソースを探したりしない ・隣国が嫌い ・既得権益と権…

卑怯者

公共の場にそぐわない行動を批判するとき、公共の場ではなく私的な場で第三者に伝える人間がいる。 これはつまり、公共の場の公共性を維持することが目的ではなく、公を利用した悪人叩き、憂さ晴らしが目的ということだ。 私はそれを卑怯者と呼びたい。スト…